本日税理士証票の交付式があり、税理士登録の一連のイベントが無事終わりました。
福岡市博多区東比恵の公認会計士・税理士の西太嗣です。
ひとり会計事務所として開業するにあたり、FAXと固定電話を設置するかどうか悩みました。
結論としましては、現状どちらも必要がないと判断し導入しておりません。
まずFAXですが以下を検討しました。
- 自分の手元にある紙資料は、開業にあたりプリンター(EPSONのPX-6010M)を購入しているため簡単にPDF化できる。ただし、税理士会への提出資料の一部やFAXに依存しているお客様とのやり取りに困る。どうしても必要な場合には近くのコンビニを利用することで対応する。
- お客様の手元にある紙資料は、PDF化や写メして頂き送付を依頼する。それが不可能な場合は郵送を依頼する。それも不可能な場合は、非常に残念ではあるもののFAXを導入されている他の会計事務所をおすすめする。
いずれも懸念点はありますが、私の年齢を考えた場合に、FAXしか使用しておらず郵送も不可能なお客様の依頼はほぼ来ないと判断しました。また、税理士会だけでしたら必要な時にだけコンビニで送れば十分かなと思います。トータルで考えたときに、導入したときのコストのほうが大きくなると判断したため導入しませんでした。
次に固定電話ですが以下を検討しました。
- 個人的には取引先が固定電話だろうと携帯電話だろうと正直気にしないが、固定電話により馴染みがある方は、固定電話があるほうが安心感が得られると思われるため、安心感の観点からは固定電話を置いたほうが良い。
- 税理士業務だけではなく、公認会計士としての業務も実施しているため日中事務所(=自宅)にいない時間もある。また、独立開業のいい点である、スケジュールを自分で自由に決められるということを考えると、レスポンスや自由度の観点からは固定電話は相性が悪い。
- 携帯電話でないとLINEやWeb会議ツールが使用できないため、弊事務所の強みとしている機動力と柔軟性の観点からは固定電話は相性が悪い。
1の安心感を得るためだけに固定電話を置くことも考えましたが、費用がもったいないので導入を見送ります。その代わりではないですが、プライベート用と仕事用を分けるために、2台目の携帯電話を仕事専用で契約しております。
税理士事務所や会計事務所で両方とも導入していない割合はどのくらいになるのでしょうか。意外に多いかもしれません。
お客様がどう思われるかをいつか質問して集計してみたいと思います。
今後事業をしていく中で必要性を感じたら柔軟に対応していきます。