約20年前の漫画『ヒカルの碁』という名作をご存じでしょうか


1月8日から9日にかけて久しぶりに福岡で雪が積もりました。一面真っ白でとても綺麗でしたが寒すぎてお家から出ませんでした。
福岡市の博多区東比恵で会計事務所をしている西太嗣です。

突然ですが、私の趣味の1つに「囲碁」がございます。囲碁とは、簡単にいうと、黒と白の石を交互に置いて相手よりも多く陣地を確保した方が勝ちというゲームです。
私は小学生高学年あたりで始めて、中学生まで毎日のように対馬のおじいちゃんたちと打っておりました(囲碁をプレイすることを”打つ”といいます)。その中で揉まれたおかげで、中学生の時に長崎代表として全国大会にも出場できました。
この囲碁ですが、おそらく将棋よりもルールを知っている人は少ないのではないかと思います。私も最初は将棋を父から習いましたが、囲碁についてはさっぱりでした。では、なぜ囲碁を始めたかというと、当時週刊少年ジャンプで流行っていた『ヒカルの碁』という漫画を読んではまったからです。


『ヒカルの碁』は、主人公であるヒカルに平安時代の囲碁がとても強い棋士である霊が取り付き、ヒカルが囲碁を通じて小学生から大人に成長するまでを描いた漫画です。
私はこの『ヒカルの碁』という漫画が大好きで、もし知らない人がいたらぜひ一度読んでみてほしいと強く思います。
主人公とパートナー的な生き物が一緒にいるという設定は結構あると思いますが、「囲碁」という正直メジャーではない競技を題材にしつつも、対象年齢が比較的若めの週刊少年ジャンプで人気だったことが本当にすごいと思います。

小学生だった私はこの漫画に熱中し、両親に頼んで地元のおじいちゃん方の集まりに入れてもらい囲碁を学びました。今思えばすごい行動力だと感じます。
人は自分がしたいと思ったことに関しては情熱をもって挑戦できますが、子供のころはそれに加えて楽しさも持ち合わせながらやっていたと思います。
そのような楽しむという感情は社会人になってからはあまり感じることができていませんでしたが、最近は自分で独立開業という道を選択し、囲碁に熱中していたときと同じような楽しさを感じることができています。忘れずにいたいです。

私が人生の書として10冊選びなさいと言われた場合、その中の1つに漫画として『ヒカルの碁』を選びます。
それほど私の人生に大きな影響を与えた作品ですので、機会があればぜひ読んで頂きたいです。漫画ですのでお気楽に。