【3分でわかります】担当者が”本当の”税理士または会計士かどうかすぐに確認する方法


独立してから朝起きる時間が遅くなりましたが、最近は一度起きて暖房の真下でYogiboで寝るという技を覚えました。
福岡市博多区東比恵で公認会計士・税尻事務所をしている西太嗣です。

最近「持続化給付金の不正受給」により逮捕されたという内容をニュースや新聞でよく見かけます。
主婦や大学生から、会社の社長や新聞社職員、自称コンサルタント、はたまた税理士まで色々です。
そして不正受給した人の背後には、”偽”税理士等が関与しているケースもあるようです。

このように自ら税理士や公認会計士を名乗る人がいて、怪しいと感じる場合には、その人が”本当の”税理士または公認会計士であるかどうかを簡単に確かめることができます。
税理士や公認会計士はいずれも、国家試験に合格し、実務経験を積み、免許の登録をした人のみが名乗ることができます。そして、この登録しているかどうかはネットで簡単に検索をすることができるので、”本当”かどうかは3分でわかります。

税理士の場合

税理士として名乗るためには、日本税理士連合会への登録が必要ですので、下記の日本税理士連合会の税理士検索で名前を検索すればOKです。

https://www.zeirishikensaku.jp/

私の名前を検索した画像を載せたいのですが、著作権の関係でできません、
リンク先の、「税理士を探す」→「名前・所在地で検索したい場合」→「税理士」→検索ワードに実際の名前を入力
で調べることができます。

ただし、登録手続きが済んでからサイトへの反映に1か月弱ぐらいかかっているみたいですので、その点は留意が必要です。
ちなみにですが、税理士の科目合格者や合格しているが実務要件を満たしていない、または登録していない場合には税理士ではございません。

公認会計士の場合

公認会計士の場合も同様です。会計士を名乗るためには日本公認会計士協会への登録が必要ですので、下記のサイトで名前を検索すればOKです。

https://www.jicpa.or.jp/cpa_search/ms.php

公認会計士は、①公認会計士試験に合格(1次試験+2次試験)し、②実務要件を積み、③修了考査に合格し、④日本公認会計士協会に登録した者のみが名乗ることができます。

①だけの方や、②まで満たしてはいるものの③の修了考査に合格していない方、④の登録をしていない方はいずれも公認会計士ではございません。
したがって、例えば①だけを満たしている監査法人のスタッフが会計士と名乗るのは間違いになります。名刺には準会員と記載しているはずです。



少しでも怪しく感じた場合は、簡単に調べられますのでぜひとも検索してみて下さい。