会計・税務コンサルティング

会計業務の効率化や新規の会計基準に沿った会計処理・開示のサポート、内部統制の構築支援、税務に関するシミュレーション等をご希望のお客様向けのサービスになります。
会計・税務の専門家である公認会計士および税理士が、各種課題の洗い出しから改善提案、改善状況の確認までサポート致します。
会計周りの改善をしたいがどこから手をつけていいのか分からない、自社でリソースや知識が不足しているため外注したいが地方のため人材がなかなか見つからない、税務についてシミュレーションを含めた相談をしたいといった場合はぜひご相談下さい。

零細企業から大企業の業務を見てきた経験から、多様なニーズにお応えすることができます。
また、弁護士や社労士と共同で関与してほしい、複数の会計士で関与してほしいといったクライアント様にもご対応させて頂きます。

具体例①(福岡市のA社様)

子会社を数社所有しており四半期ごとに連結財務諸表を作成されているA社様より、連結作業を連結会計システムからExcelでの作業に切り替えたいとのことで、その一部のツールの作成依頼を頂きました。

A社グループは、親子間取引があまり多くなく、複雑な会計処理もほとんどない状況でしたので、毎年多額のお金がかかる連結会計システムの更新をやめたいというのが主な理由でした。

入念な打合せをした結果、現在使用されている連結パッケージがそのまま使用しやすい形式であること、成果物の表示が今までと変わらないこと、今後のメンテを考えた際にマクロを使用しないことをご希望でしたので、ご希望に沿うような形で使用しやすいツールを納品させて頂きました。

その後、ツールを使用して無事決算を終えることができた旨のご連絡と御礼を頂きました。

最終的に成果物を使用するのはお客様です。
作成者にとって100点の成果物を作成しても、お客様が使用できない場合は100点にはなりえません。
お客様の目線でサービスを提供することが大切だと考えております。

具体例②(福岡市のB様)

個人事業主としてご活躍されているB様より、法人化についてのご相談がございました。

B様は売上および利益規模的には、一般的に法人化をおすすめされる水準のお客様でしたが、これまで国民年金保険料に加えて国民年金基金の掛金を多く支払っていることから、税金+将来もらえる年金までを考慮して、法人化をした方がいいかどうかのアドバイスを頂きたいということでご相談頂きました。

仮定をいくつか設定した上で詳細なシミュレーションをしましたところ、法人化をしても悪くはない結果でしたが、税務申告が複雑化することや、ご多忙のため法人化後の手続に苦慮する可能性がある割には、メリットが薄いことをお伝えさせて頂き、今回はお見送りされる結果となりました。

税理士事務所の運営としましては、法人化をおすすめして顧問契約をしたいという事務所もあるとは思いますが、お客様目線でしっかりアドバイスをさせて頂きました。

お客様からは「大手事務所に相談したのですが受けて頂けませんでした。規模の小さな私たちのためにありがとうございました。」というお言葉を頂きました。

弊事務所は、規模の大小にかかわらず、信頼できるお客様と一緒にお仕事をさせて頂きたいと思っております。
少しずつ信頼を積み重ねて、いずれどこかでまたご縁がつながれば嬉しく思います。こちらこそありがとうございました。